ヤフーは運営する仮想モール「ヤフーショッピング」に独自開発したAI技術を用いて任意の画像に類似した見た目の商品を検索できる類似画像検索機能を実装した。同機能の提供で類似した見た目の商品を探したり、名前がわからない商品を探す際などの検索ニーズに対応する。
同機能は「ヤフーショッピング」のスマホアプリ(iOS版のみ)では7月2日から実装し、商品詳細ページの商品画像上に掲出している虫眼鏡アイコンをタップすることで、当該商品に似た商品を同モール内で販売している商品の中からリスト形式で表示する。また、「Yahoo!ブラウザー」アプリ(Android版のみ)には6月24日から実装しており、カメラ機能で対象物を撮影すると当該対象物に似た商品を同じく、「ヤフーショッピング」の販売商品の中から類似した見た目の商品を表示する。
同機能で検索できる商品は現状、衣料品などファッションカテゴリーのみだが、今後は他のカテゴリーでも対応していく。また、「ヤフーショッピング」以外のサービスでも類似画像検索機能の導入を広げていきたい考えのようだ。