中国向け越境ＥＣアプリの「豌豆（ワンドウ）」を展開するインアゴーラは５月２３日、子ども服を展開するファミリアと提携し、ファミリアのアパレルをはじめとするブランド商品の中国向け越境ＥＣ支援を開始した。
インアゴーラでは中国大手の複数のＥＣプラットフォーム上に旗艦店を出店しているほか、中国版ＳＮＳでの情報発信や動画配信、ライブ販売などを行っている。今回、新たにファミリアブランドのベビーやキッズアイテムの販売を開始した。
正式販売に先駆けて、４月１７日には「ファミリア代官山店」にて、在日ＫＯＬによる中国ＳＮＳの「レッドブック」でのライブコマースを実施。閉店後の午後８時～同１０時の時間帯（中国時間午後７時～同９時）に配信したもので、累計６０００人の視聴者数と３万５０００回以上の「いいね」数を獲得した。ライブコマースを通じて中国の消費者の関心度の高さなどを把握するとともに、今後の取り扱い商品に関するラインナップのヒントを得たとしている