アスクルは2月21日から、同社の法人向けオフィス用品通販サイト上で飲料の定期配送を始めた。まずはボトル飲料やティーパック、ドリップ式コーヒーなど8品目80商品を対象にスタート。顧客事業所が設定した商品数量および配送頻度(週1〜4曜日、毎月・2カ月ごと)にしたがって商品を定期配送するもの。定期配送商品は通常販売価格よりも数%割り引いて販売する。例えば、サントリーのペットボトル飲料「伊右衛門2リットル」を1箱(9本入り)の場合、通常価格よりも税抜76円程度、割り引くもの。
現状、対象商品はボトル飲料(18商品)とウォーターサーバー水(2商品)、コーヒー粉(6商品)、ティーパック(7商品)、ジュース(4商品)のほか、ネスレ日本が展開するコーヒーメーカー専用の飲料カプセル「ドルチェグスト」(32商品)やアスクル限定で販売する複数社のメーカーやブランドが参画して展開するスティック飲料シリーズ「カフェキューブ」(3商品)、同じくインスタントコーヒーなどのアスクル限定で販売する「ダラゴア農園コーヒー」(8商品)だが今後、定期配送する飲料の対象商品を順次拡大していく考え。
アスクルでは顧客事業所の消耗品発注の手間削減や買い忘れによる在庫切れのリスク低減、囲い込みを図りたい狙いなどから2018年から定期配送サービスをスタート。まずはコピー用紙でスタートし、現在では大人用おむつなどの衛生・介護用品や浄水器カートリッジ、また、今年1月21日からは梱包テープや段ボールなど梱包作業用品を対象とするなど拡大させている。