セレクトショップを運営するTOKYOBASE(トウキョウベース)は7月21日、人気3ブランドの自社通販サイトにトリプラのAIチャットボットを実装した(画像)。
TOKYOBASEはECのカスタマーサポート強化策の一環としてチャットボットを採用。「ステュディオス」と「ユナイテッドトウキョウ」「パブリックトウキョウ」の通販サイトに導入した。
従来は顧客からの電話での問い合わせに午前11時から午後5時まで、問い合わせフォームやLINEアカウント経由では午前9時半から午後6時半まで、スタッフが個別に対応してきたが、「トリプラチャットボット」の実装で24時間、5言語(日本語、英語、韓国語、中国繁体字、中国簡体字)でAIによる自動回答が可能になり、顧客の利便性向上と円滑な商品購入をサポートすると同時に、問い合わせ対応業務の効率化につなげる。
「トリプラチャットボット」は旅行業界を中心に導入されているが、トリプラが自社開発したAIエンジンに改良を加え、セルフサービスによる機械学習トレーニング機能を搭載したことで、精度の高いAI自動回答を他業界向けにも実現できるようになったとしており、ファッション通販サイトへの導入は今回が初めてとなる。