婦人アパレルのクロスプラス(名古屋市西区)は7月21日、同社サーバーが第三者による不正アクセスを受けたと発表した。
同社は7月19日早朝に不正アクセスを確認。被害の拡大を防ぐため、速やかにサーバーの停止やネットワークの遮断などの対応を行ったが、基幹システムや関連システムにも被害が及んでおり、自社通販サイト「クロスプラスオンライン」の販売や取引先への配送にも影響が出ているという。
同社では対策本部を設置し、外部専門家の助言を受けながら、不正アクセスを受けた範囲と情報の特定、情報流出の有無などの調査を進めているが、全容を把握するまでには時間を要する見込みとしている。