アマゾンジャパンは10月21日から、クリエイターがデザインしたイラストなどを注文に応じて、シャツなどをプリントし販売するサービス「Merch by Amazon(マーチ・バイ・アマゾン)」を開始した。すでに米アマゾンでは15年から、欧米でも18年から展開中のサービスで日本でもスタートさせた。注文数に応じてアマゾン側がクリエイター側にロイヤリティーを支払うもの。登録したクリエイターの作品をプリントした商品は日本のほか、米・英・独・伊・スペインでも販売する。
アマゾンで販売したいクリエイターがイラストなどを登録すると受注に応じてアマゾンがTシャツ(半袖・長袖)、トレーナー、パーカーにプリントして顧客に配送する。対応するカラーおよびサイズは半袖Tシャツでは色は15色。サイズはメンズがS~XXXLまで。レディースはWM、WL。キッズは100~160まで。長袖Tシャツ、トレーナー、パーカーは4色でサイズはユニセックスでS~XXXLとなる。
なお、欧米のアマゾンでは対応しているスマートフォンアクセサリなどの雑貨へのプリントについては日本では開始時点では行っていない。
同サービスの開始に合わせて「マーチ・バイ・アマゾン」の商品を購入できる専用ページ「グラフィックアパレルストア」を新設。アーティストのFukase氏のほか、アートディレクターのQ‐TA氏、ミニチュア写真家の田中達也氏、グラフィック・デザイナーのTezzo Suzuki氏らが提供した作品のほか、サンリオやバンダイ、クレヨンしんちゃんやモンチッチなどのブランドやキャラクターのほか、同サービスを活用する他国のクリエイターが登録した数十万点以上の作品をプリントした商品を販売している。