スーツに見える作業着「ワークウェアスーツ(WWS)」を手がけるオアシススタイルウェアは10月14日、拡大するオンライン販売の需要を受けて自社EC内に3Dデータを活用したバーチャルストアを開設したと発表した。
同社の「WWS」はスーツのフォーマル感と作業着の機能性を備えた商品で、毎日洗濯機で洗えることやストレッチ性の高さがテレワークやウイルス感染対策の観点からも注目され、9月単月の自社EC売上高が前年同月比約10倍となるなど好調だ。
同社では、コロナの影響などでECなどのデジタル消費が拡大していることから、自社ECを充実させ、ウェブ上でも買い物を楽しんでもらえるようにバーチャルストアを開設(画像)。9月にオープンした初の常設店である八重洲地下街店を舞台に、メンズ・レディース計27型を見ることができる。
同サービスは6月に約2週間、試験運用したところ好評だったため、本格オープンした。スマートフォンやタブレット端末、パソコンから実際に店内を歩いているような疑似体験ができ、自社ECを通じて商品を購入することができる。
加えて、体型に合う服のサイズや色味で悩むユーザーをサポートする目的で、「WWS」スタッフのマンツーマン接客を「Zoom」を通じて受けられるサービスも開始した。同サービスは完全予約制(1回30分)で、平日の午前11時~午後5時までとなる。