楽天グループは８月２０日、運営する仮想モール「楽天市場」において、２０２２年のおせち商戦に向けた特集ページ「楽天市場 新時代おせち 我が家の定番を見つけよう」を１０月１日に公開すると発表した。これに先立ち同日、早期予約に対応する専用ページ「楽天市場 ２０２２年のおせち特集 早割や早期特典も！」を公開している。
早期予約用のページでは、対応するおせち関連商品を紹介。ユーザーが個別のニーズに合わせて商品を探せるよう、人数や予算などの検索条件に加え、「洋風」「和風」「中華」などのおせちのテイストや、商品が「冷凍」か「冷蔵」かなど、より詳細な条件で商品の絞り込みが可能な検索機能を設けた。
おせちをネット販売で購入するユーザーは年々増加傾向にあり、「楽天市場」では昨年約３万点のおせち関連商品を取り扱い、流通額は前年同期比４０％増となった。また、昨年８～１０月の「おせち」をキーワードとした検索数は同５０％増、同期間の注文数は同３０％増となるなど、おせちの早期予約へのニーズが高まっている。
また同社によれば、おせちのニーズは多様化が進んでおり、昨年は定番商品加え、「お正月はぜい沢に」というニーズに対応した「プチぜい沢おせち」や、海鮮、肉、中華など特定の食材や料理だけが入った「好きなものだけおせち」などが人気だった。
今年は、長引くコロナ禍における「帰省控え」を背景に、「ご当地おせち」や「一人用おせち」などのニーズの高まりが予測されるという。