オンラインマーケットプレイス「eBay.com(イーベイ ドット コム)」を運営するeBayは10月7日、イーベイドットコムにおいて日本の顧客によるオリンピックに関する検索アイテム数が2年間で約6倍に急増したことを明らかにした。
「東京2020オリンピック」の開催年となった今年は、日本の顧客による「Olympics」の検索数が19年の約6・2倍、20年の約3・8倍となり、1月~8月末時点の集計では1分間に約23・8回検索された計算になる。
イーベイではこれまでにも様々なオリンピック関連商品が購入されており、過去に開催されたオリンピックで作成された記念メダルや切手、オリンピック限定モデルの時計などが人気となっていたが、直近では「東京2020オリンピック記念硬貨」や、アメリカのミニカーシリーズ「Hot Wheels」の東京五輪モデルミニカーなどが多く購入されていた。
日本の顧客に最も高額で買われた歴代オリンピック関連アイテムは、東京オリンピックのトーチホルダーで、約3800ドル(約42万円)だった。
なお、海外の顧客についても今年1月~8月の購入アイテム数は前年比で約1・7倍、購入額は同約1・6倍となった。人気アイテムはミニカーの「東京 2020 Hot Wheels Toyota 200 GT」のほか、記念硬貨や記念切手など。
また、出品された中で、最も高額なオリンピック関連アイテムは、「リオオリンピック2016 オメガ シーマスター ブルヘッド」(約1万383米ドル)となった。