丸紅は12月23日、SNSなどで活躍するインフルエンサーと協業し、ファッション分野におけるD2C事業を始めた。同日からインフルエンサーとブランドを立ち上げ、オリジナル商品を販売する通販サイト「リット・ライブラリ」をオープンした。
SNSの普及や生活様式の変化などにより、実店舗ではなくECチャネルを通じた消費の機会が増え、ファッションEC市場は今後も拡大が見込まれている。ファッション分野ではSNSなどで消費者と接点を持つことでニーズを把握し、ブランドの世界観を共有することが重要になっており、消費者との深いつながりを持つインフルエンサーと一緒にD2C事業に参画することになった。
丸紅では、これまでのアパレルを始めとするファッション分野での知見やネットワークを活用しながら、SNSを通じた情報発信やファンとのコミュニケーションを大切にし、「リット・ライブラリ」で旬な商品を提供していく。
2022年春シーズンは、川本七海さんがディレクターを務める「BEEDEN(ビィデン)」と、安保彩世さんとの「CLEDU(クレデュ)」、Niinaさんがディレクターの「KUMARA(クマラ)」の3ブランドを展開する。今夏シーズンにはさらに複数の新しいブランドの立ち上げを検討している。