韓国の大手ファッション通販サイト「ＭＵＳＩＮＳＡ ＳＴＯＲＥ（ムシンサストア）」を運営するムシンサは７月５日、「ムシンサグローバルストア」（画像）をオープンし、日本や東南アジアでの販売を開始した。
「ムシンサストア」は取り扱いブランド数７０００以上、会員数約１０００万人、月間アクティブユーザー数４００万人超、年間取引額は約２４００億円を突破する韓国最大規模のファッションＥＣプラットフォームだ。
世界的に韓国のファッションカルチャーが注目される中、日本と東南アジア市場に進出して韓国ファッションブランドの海外販売を支援する。
「ムシンサグローバルストア」ではカジュアル、ストリート、コンテンポラリーからラグジュアリー、スポーツ、ビューティーまで、トレンドの韓国ファッション、ソウルファッションを提案。日本未上陸ブランドの「エイカ ホワイト」や「クアー」など２００～３００ブランドをキュレーションし、順次、取り扱いブランドを広げる予定のほか、日本のクリエーターとコラボした日本限定アイテムの販売も計画しているという。
グローバルサイトの開設を記念し、ソウルのリアルトレンドをチェックできる話題のスポットで、気鋭の韓国ブランドを着用したモデルを撮影したムービーを公開中だ。
なお、ムシンサは韓国のファッションカルチャーを発信するメディア「ムシンサマガジン」や、オフラインスペースの「ムシンサテラス」、ファッション系企業に特化したシェアスペース「ムシンサスタンダード」、限定発売のスニーカーを再販するプラットフォーム「ソールドアウト」などの事業も手がける。