【News】らでぃっしゅぼーや、農業ゲームで販促強化

 らでぃっしゅぼーやは5月19日から、農業シュミレーションゲームと連携した販促を開始した。ソーシャルゲーム内に開設した専用ページで野菜を購入すると、ゲームで使えるコインやアイテムを付与する仕組み。これまで実施したゲームと連携した販促の購買率は通常の10倍以上と好調だったという。今回は宅配に加えて通販サイトも訴求し、宅配では購入につながらなかったユーザーの獲得を目指す。


 

 らでぃっしゅぼーやは6月1日まで、mixiで展開する「サンシャイン牧場」で販促を実施。通販サイトで販売する野菜セットや、宅配キャンペーンサイトで商品を購入したユーザーにゲーム通貨「Kコイン」と限定アイテムを付与。Kコインの付与にはアドウェイズが提供するリワードプラスのシステムを活用する。
 

 付与した通貨については、一部を義援金として日本赤十字社に寄付する取り組みも実施。風評被害のある北関東や東北の野菜の購入が被災地及び農業全体の支援につながることへの顧客の理解を深める考え。
 

 従来から展開していた宅配の訴求に加え、今回は通販サイトの訴求も実施。キャンペーンサイトではネット販売で展開する「風評被害に負けるな!復興支援!eらでぃっしゅ特別セット」と宅配の「戸別トライアルセット」をそれぞれ訴求。宅配のみを訴求していた過去の販促で取りこぼしていた新規客層の開拓を図る。訴求する「風評被害に負けるな!復興支援!eらでぃっしゅ特別セット」(税込価格1200円)は、茨城県産ミニトマトや群馬県産しいたけ、宮城県産のひとめぼれなど7アイテムを組み合わせた。購入したユーザーには120Kコインを付与し、15Kコインを義援金として寄付する。
 

 宅配の「戸別トライアルセット」は、8回に渡って毎週野菜セットを届ける仕組み。725Kコインを付与し、義援金として25Kコインを寄付する。
 

 「サンシャイン牧場」はネット上の仮想農園で植物と家畜を育成するソーシャルゲームで、mixiでの登録数は約560万人。らでぃっしゅぼーやは昨年10月下旬にも同様の販促を展開。購買率は通常の10倍以上でリピート率は他の販促と比べて2倍以上だったことから、仮想農園を構築するユーザーと自社顧客の親和性が高いと分析している。

NO IMAGE

国内唯一の月刊専門誌 月刊ネット販売

「月刊ネット販売」は、インターネットを介した通信販売、いわゆる「ネット販売」を行うすべての事業者に向けた「インターネット時代のダイレクトマーケター」に贈る国内唯一の月刊専門誌です。ネット販売業界・市場の健全発展推進を編集ポリシーとし、ネット販売市場の最新ニュース、ネット販売実施企業の最新動向、キーマンへのインタビュー、ネット販売ビジネスの成功事例などを詳しくお伝え致します。

CTR IMG