ほぼ日 株式の一部を全従業員に譲渡

 文房具や日用雑貨の通販を手掛けるほぼ日は6月6日、創業者であり代表取締役社長の糸井重里氏が、自身の保有株式の一部を、同社で働く約190名全員を対象に、1人100株ずつ無償譲渡(贈与)すると発表した。

 同社は1979年12月に有限会社東京糸井重里事務所として設立し、98年6月6日にウェブメディア「ほぼ日刊イトイ新聞」を創刊。その後、2002年10月に株式会社東京糸井重里事務所に組織変更、16年12月に株式会社ほぼ日に社名を変更し、17年3月にはJASDAQ(現・スタンダード市場)に上場した。

 糸井氏は「創刊25周年の記念品として何がいいか考えて決めた。鉢植えの苗木(株)を、一緒に仕事をしている全ての仲間に持っていてほしかった」などとコメントしている。なお、贈与する株式数約1万9000株で、時価総額は約6900万円(6月12日現在)。対象者は役員、正社員、契約社員、アルバイト、業務受託者、派遣社員等、約190名で、今年8月に贈与する予定。

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