ジャパネットホールディングスは9月20日、女性向け就職支援事業などを展開するSHEに5000万円を出資すると発表した。
SHEはジャパネットHDと共同で投資ファンドを運営するペガサス・テック・ベンチャーズが主催し、9月8日に都内で開催された起業家が投資家などに技術やサービスをプレゼンし支援などを促す催し「スタートアップワールドカップ2023東京予選」に出場。第3位の受賞に加えて、同予選にプラチナスポンサーとして参画しているジャパネットHDからジャパネットグループ賞を受賞(=写真はスタートアップワールドカップ東京予選会場、右がSHEの福田CEO、中央がジャパネットHDの〓田社長)。ジャパネットホールディングスでは賞金として5000万円を同社に出資し、支援する。
SHEはWEBデザインなどの技術を学ぶことができる女性向けオンライン学習サービス「SHElikes(シーライク)」などを展開するベンチャー企業。ジャパネットHDでは「(SHEの)『自分らしく価値を発揮できる世の中を作りたい』というビジョンに共感するとともに主要先進国の中では最下位である日本のジェンダーギャップを解消する可能性を感じた」として5000万円の出資を決めたという。
ジャパネットHDが「スタートアップワールドカップ」の出場者に出資するのは「スタートアップワールドカップ2022日本予選」に出場し、同じくジャパネットグループ賞を受賞した超小型陽子線がん治療装置の開発を行うビードットメディカルに続き、2社目となる。なお、同社にはジャパネットグループ賞の賞金としてジャパネットHDからの5000万円とあわせてペガサス・テック・ベンチャーズとの共同投資ファンドから1億円と総額1億5000万円を出資している。