冷凍パンブランドのPan&(パンド)を展開するスタイルブレッドは11月4~5日の2日間、新宿マルイ本館で開催中の「新宿三丁目パンまつり」に期間限定で出店した。
「新宿三丁目パンまつり」は、食品ロスや廃棄率が課題視されるパン業界において注目を集める「冷凍パン」に着目したイベント。冷凍パンのオンライン販売やパンの冷凍推奨などの取り組みを行うショップを集積し、パン本来の味わいを損うことなく長期保存が可能な「冷凍パン」の魅力や利便性を広くアピールし、SDGsについて考える契機となることを意図した内容となっている。
なお、パン製造業のメーカー余剰生産率は0・4%と他の食品カテゴリーと比較して高い傾向にあるという(牛乳・乳製品は0・07%、納豆は0・05%)。
パンドでは期間中、売上1位の「至福のクロワッサン」(=写真、2個入税込380円)、リピート率1位の「メルティ塩バターパン」(2個入同420円)など計6種の冷凍パンを販売した。
このほかの出店企業は「ジュノ」「高級『生』食パン専門店 乃が美」「ポンパドウル」「銀座 月と花」「2538Kitchen デリコッペ」など(店舗により出店日は異なる)。また、パンライターの池田浩明氏によるインスタライブの配信も予定。開催期間は11月14日まで。
スタイルブレッドは群馬県桐生市で大正時代から続くベーカリーが母体の企業で、自家製「桐生酵母」などの厳選素材を使用し、生地作りから焼き上がりまで2日間の低温長時間熟成製法を採用した高品質な冷凍パンを2006年から販売。全国約3500社以上のホテルやレストランで採用されている。2018年からはD2Cブランドとしても展開し、オンライン販売を強化している。