Hamee(=ハミィ)は12月22日、化粧品事業に参入すると発表した。オリジナルのスマートフォンケースブランド「iFace」の知名度を活かし、若年層に韓国コスメを売り込む。1月13日からファンデーション2種、化粧下地2種、コンシーラー、ハイライトを、通販サイトとロフトで先行販売する。
ブランドの名称は「ByUR(バイユア)」。同社ではiFaceなどスマートフォンアクセサリーを日韓共同で企画・開発し、日本市場で販売するビジネスモデルを強化している。近年、若年層を中心に韓国コスメがブームとなっており、若年層にファンが多い「iFace」と親和性が高いとみられるほか、ネット販売をはじめとした、同社が保有する販売チャネルや営業マーケティングノウハウを活用できることから、新規参入を決めたという。
化粧品の製造は提携する韓国企業が手掛ける。第1弾として「セラムフィット フルカバー グロークッション」(価格は3960円)、「セラムフィット フルカバー マーブルパクト」(同4070円)など6商品を販売する。売上高目標などは非公表としているが、主力のコマース事業(2021年4月期の売上高は約97億円)に次ぐ事業規模への成長を目指し、卸売りや販路を広げるほか、商品ラインアップを拡充していく方針。