電子ギフトサービス事業などを手がけているギフティは8月20日、ANAグループで地域創生関連事業などを行うANAあきんどが運営するふるさと納税ポータルサイト「ANAのふるさと納税」とのAPI連携を開始した。これにより、同サイト内で、対象自治体のふるさと納税の返礼品として電子商品券「e街ギフトR」の発行が可能となる。
e街ギフトは、対象地域内での外出や旅行に伴って地域経済に還元できる電子商品券。対象地域内の飲食店・宿泊施設・体験施設等の加盟店で、会計時に1円単位で利用できる。
一方でANAあきんどのふるさと納税サイトは、ふるさと納税で寄附した自治体に、実際に足を運んでもらうため、特典航空券などで利用できるマイルを寄附額に応じて進呈することで、日本各地への外出を促す仕組みとなる。これまで、ANA便と宿泊施設を組み合わせた旅行商品や宿泊プランで使用できる割引クーポンをANAオリジナル返礼品として展開していた。
今回の連携では、ふるさと納税を通じて、北海道千歳市や埼玉県川越市、京都市などの6自治体それぞれで電子商品券の発行を開始する。今後、対象自治体を順次拡大していく予定。