西日本鉄道は11月3日、中国向けライブコマース事業「OMAKASE Live」を開始する。福岡をはじめ九州の自治体や企業の出品を募っている。
同サービスは同社初の中国人総合職社員が福岡や九州の魅力を発信し、日中両国の架け橋になるべく、西鉄グループの新規事業創出プログラムに提案して、事業化されたもの。
福岡・九州の自治体や企業の商品をライブコマースを通じて販売していくもので、中国SNS「小紅書(RED)」に開設したOMAKASE Liveの公式アカウント上で販売する。出品された「いいモノ」を動画でプロモーションしていく。まずは、アパレルやジュエリー、工芸品などを取り扱っていき、今後は食品や化粧品など取扱商品を拡大していく考え。
なお、ライバーや物流の手配、コンサルティングなどの業務は同社が一貫で提供。同サービスでの専属ライバー(画像=イメージ)が自治体・企業と中国ユーザーの間に立って、双方とのコミュニケーションを図りながら地域や商品の魅力を伝えるサポートを実施。出品に当たっての初期費用などもないことから、中国向けの販路や実績を持たない自治体や企業も安心して利用できるとしている。