ユナイテッドアローズ(UA)は1月28日、自社通販サイト「ユナイテッドアローズオンライン」公式アプリの機能を拡充するアップデートを行った。昨年10月に続く大規模な機能改善で、顧客一人ひとりに寄り添う〝おもてなしアプリ〟をコンセプトに買い物体験価値をさらに高める。
同社は22年3月に自社ECをリニューアルし、同時にアプリも刷新したほか、23年8月には会員向け新プログラム「UAクラブ」を始動。それ以降も段階的に各種サービスや機能の拡充を図り、昨年10月には公式アプリ全体のデザインやUI設計を刷新した。
今回のアップデートでは、店頭での買い物をより便利にする「店内モード」機能や、顧客の行動に応じてホーム画面に適切なコンテンツを表示するパーソナライズ提案機能の追加に加え、操作性や利便性向上に向けた改善を実施した。
「店内モード」は来店時にアプリを起動すると選択でき、お気に入り登録した商品の在庫がその店舗にあるかを簡単に確認できるようにした(写真①)。また、バーコードスキャン機能で気になるアイテムのタグをスキャンすれば、当該商品の詳細情報やスタイリングの閲覧、店舗在庫の確認ができる。加えて、未使用のクーポンがあればお知らせが自動表示される。
ホーム画面のパーソナライズ提案機能については、ユーザーがフォローしているブランドやお気に入り登録したスタイリングや商品、閲覧コンテンツなどに応じて、おすすめの情報をホーム画面に表示する(写真②)。
例えば、過去にTシャツを購入し、かつブランドやスタッフのお気に入り登録をしているユーザーには、購入したTシャツに合わせやすいお気に入りブランドのアイテムや、そのTシャツを使用したお気に入りスタッフのスタイリングが表示される。
その他、商品閲覧表示やお気に入り登録情報などをもとにおすすめ商品や、ユーザーの身長に合わせたスタイリング情報、お気に入り登録済みアイテムのレビュー、お気に入りブランドの新着ブログなどを紹介する。