メルカリは7月1日から、「メルカリ」内取引におけるトラブルに際し、購入代金や販売利益を全額補償する「全額補償サポートプログラム」を提供開始した。
当事者間の話し合いによる解決が難しいトラブルが発生した際に、メルカリ事務局が内容を確認し、条件を満たした場合に購入代金や販売利益を全額補償する。
適用は「電子本人確認を実施している」「『メルカリ便』を利用している」「配達完了日の翌日から14日以内に問い合わせしている」など計5つの条件をすべて満たした場合に限られる。
ユーザーは、ガイドページ内の問い合わせフォームから商品の問題箇所の画像を添付し、問い合わせする。全額補償が適用される場合は、対象商品を商品回収センターに送る。
同社では5月に「不正利用者の徹底的な排除」と「お客さまの徹底的な救済」を新方針に掲げ、これまでパスキーの導入等トラブルの未然防止策を実施していたが、「届いた商品が説明と違う」といった顧客同士での解決が難しいトラブルが発生していた。