オンワード樫山は、ECチャネルからスタートしたファッションブランド「UNFILO(アンフィーロ)」の2026年2月期の売上高が100億円を突破する見通しだ。これまではブランド複合店舗「オンワード・クローゼットセレクト(OCS)」などでコーナー展開してきたが、今春をメドに「アンフィーロ」の単独ストアを開設し、今年中に数店舗をオープンする計画だ。
21年秋冬シーズンにスタートした「アンフィーロ」は、機能性とファッション性を両立した〝機能美〟を追求し、気候の変化や生活者の快適性・リラックス志向の高まりなどに合わせた商品を開発してきた。
加えて、ボリュームマスゾーンの上位に位置する8000円〜1万円という価格帯を主戦場とすることで、繊維メーカーと組んだオリジナルの素材開発ができているほか、ECチャネルから販売をスタートしたブランドということもあり、〝作る〟だけでなく〝伝える〟ことを重視。「『これがいい』と感じてもらえるアイテムを手の届く価格帯で販売できているのが成長している理由」(越智大輔執行役員)とする。
ブランドを代表する「最愛ジョグパン」は美しいシルエットが崩れないセンタープレスと、ストレッチ素材で動きやすく、ラクなのに美脚見えするのが特徴で、初年度に1万本、累計10万本を販売。また、薄くて軽いストレッチ素材のデニムや、軽くて涼しく快適な着心地のUVカットラッシュガードなど、消費者に支持される商品が増えている。
現在、自社ECと全国の駅ビルやショッピングセンター内のブランド複合店舗で「アンフィーロ」の商品を販売しており、売り上げの約50%がECチャネルだ。
販売好調で商品の幅が広がっていることから、26年は単独ストアの開設に挑戦する考えで、まずは今春に単独ストアの1号店を開設し、年内に数店舗をオープンする予定だ。売り場面積はウィメンズの展開で約165平方㍍を想定しているようだ。