楽天は11月25日、仮想モール「楽天市場」に、ユーザー同士が同じ商品を見ながらチャットできるサービスを導入した。ソーシャルメディアやメールで友人を招待するもので、まずは「楽天プロダクト」でサービスを開始。順次、楽天市場内の全ページや楽天の他のグループにも拡大していく計画で、ユーザーの滞在時間の延長や購入単価の増加、キャンセルの減少などにつなげたい考えだ。
開始したのは「Shop Together」。ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアやメールを通じて別のパソコンを使っているユーザーをチャットに招待する仕組みで、友人・知人と商品について相談しながら買い物をすることができる。
ソーシャルメディアと連携させた場合はオンラインのユーザーを一目で確認でき、リアルタイムでチャットしやすいとする。また、オフラインのユーザーにはメッセージを残すことができるという。チャットは楽天市場から離れても継続して行える。
同サービスは、楽天が2010年に子会社化した米国のBuy.com社の技術を日本の楽天市場用に改良したもの。