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セブンーイレブン・ジャパン 「ネットコンビニ」を本格化、来下期に全国展開

セブン―イレブン・ジャパンは今期、コンビニエンスストアで取り扱う商品をネットで受注するサービスを本格化する。利用者は最短2時間で配達し、1時間ごとに配達時間を指定できる仕組み。まずは北海道で本格化し、2019年9月以降に全国2万店舗で実施する。
本格化するネットコンビニサービスでは受注は朝7時から翌朝5時まで受け付ける。コンビニエンスストア「セブン―イレブン」の店頭で取り扱う弁当やおにぎりなどの食品や飲料、日用品など2800アイテムが対象となる。
注文はスマホ用ウェブサイトで受け付ける。最寄の店舗を選択し、キーワードやカテゴリー、特集バナーで商品を検索し、購入できる。クラウドを介して注文情報を店頭に配信し、商品を店頭からピックアップする仕組み。配送時間帯は午前11時~午後8時までとし、テストとして午前10時~午後9時まで拡大した。配送は2時間後から1時間ごとに指定できる。
1回1000円以上の購入を条件に利用可能。配送料金は216円で、3000円以上の注文で送料を無料とした。商品の引き渡し時に代金を徴収する仕組み。
同サービスは昨年10月から北海道の札幌・小樽エリアの15店舗で実証実験を開始した。3月度の1日あたりの取り扱い件数は約2件で、客単価は4000円~5000円となるもよう。40代女性の利用者が多く、トイレットペーパーや牛乳、水などの利用が目立つという。来年8月までに北海道1000店舗へ拡大し、全国展開につなげる予定。

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