招待制の通販サイトを運営するギルト・グループはこのほど、体験型のサービスを割引価格で提供する事業を開始した。１カ月の始動期間を経て、2011年１月に本格スタートする。
同社が始めたのは「ギルト・シティ」。従来から展開している高級ブランドの商品を割引販売するのではなく、リアルイベントへの参加など“体験型サービス＂をメーンに提供する。また、招待制ではないため、会員登録すれば誰でもサービスを受けられる。
昨今、増え続けているクーポン共同購入型ビジネスとは異なり、１人でもニーズがあれば、セール価格で提供する。
ギルトでは、既存会員約50万人にメルマガで新サービスを告知。まずは、都内限定のサービスとして開始し、今後、利用状況などを見極めた上でサービスの種類や提供する頻度、展開する地域を広げたい意向だ。
なお、「ギルト・シティ」は同社の本国（米国）では2010年９月に本格スタートしており、すでにニューヨークやボストン、シカゴ、マイアミ、サンフランシスコ、ロサンゼルスの６都市に対象都市を拡大するなど好調という。