インナーウェアのネット販売を行う白鳩は今秋、通販サイトへの出店を加速する。10月11日に、アスクルが運営する通販サイト「ロハコ」に、11月8日にはゾゾが運営する衣料品通販サイト「ゾゾタウン」にそれぞれ出店する。新規顧客層との接点を拡大し、売り上げの拡大を目指す。
出店するのは「京都発インナーショップSHIROHATO LOHACO店」で、「ロハコ」内のマーケットプレイスに出店する。品ぞろえは約1万3000アイテムで、インナーウェアやルームウェア、ストッキング、タイツなどで、他社コラボ商品を含むほぼすべての商品を展開する。
ロハコへの出店は12店舗目の展開となる。ロハコは関東圏の女性の顧客が多く、新規顧客層との接点の拡大につながると判断した。
11月8日に、「ゾゾタウン」では「bloomingFLORAZOZOTOWN店」を出店する。オリジナルのルームウェアブランド「ブルーミングフローラ」を取り扱う。品質の良さや、ラウンジやバス、ベッドルームなどのシーンで着心地の良さを重視したブランドの世界感の認知度向上を目指す。シーズンごとの発信を強化し、新規客獲得につなげる考え。
ターゲットは20代後半~30代前半で、ゾゾタウンのユーザー層とブランドのターゲットと合致すると判断した。出店記念として、24時間限定でタイムセールを開催し、最大70%引きで販売する。加えて、コットンパジャマやバスラップワンピースなど4点(1万4100円相当)をセットした福袋を3000円で販売する。数量限定で取り扱う。
なお、同ブランドとしての通販サイトへの出店は初めて。これまでは、本店や仮想モールに出店する通販サイト内「京都発SHIROHATO」内での取り扱いがあったほか、商業施設へ出店をすすめていた。