メルカリ子会社で金融関連事業を行うメルペイは2月13日から、スマホ決済サービスの提供を開始した。アップルが開発するiOSで先行して展開し、第一弾として非接触決済サービス「iD」に対応する。
開始したのは「メルペイ」で、三井住友カードと事業連携して提供する。個人間取引アプリ「メルカリ」上の取引を通じて保有している売上金を、「メルカリ」の取引や、全国の「iD」加盟店で利用できる。なお、コンビニやレストラン、ドラッグストア、飲食店などの全国90カ所で利用可能。
まずは、iOSアプリを利用するユーザーを対象に段階的に対応。利用には「メルカリ」アプリを最新バージョンにアップデートが必要となる。
なお、メルペイは17年2月にメルカリの100%子会社として設立。サービス開始に先駆けて、2月1日に、メルカリが行っていた売上金の管理業務や後払いサービスの提供、独自ポイント「メルカリポイント」の発行業務、加盟店契約の締結業務についてメルペイに移管していた。