オイシックス・ラ・大地は8月31日、食領域に特化したスタートアップ企業への出資を目的としたコーポレートベンチャーキャピタルを推進する投資統括子会社を設立する。今後、スタートアップ企業を支援するためのファンドの設立を予定。第1号ファンドは新子会社が無限責任組合員として運営し、国内の食品関連を中心とした企業の有限組合員とともに、数十億円の投資規模となる見通し。
設立するのは「Future Food Fund株式会社」。資本金は500万円で、オイシックス・ラ・大地が100%出資する。オイシックス・ラ・大地は2016年10月に日本初というフードテック関連への投資・提携を専門に行う投資部門「Food Tech Fund」を立ち上げ、アグリテック、国産農産物の海外への販路拡大などに取り組む6社への出資および事業提携を行っている。新子会社は国内の食品関連の事業会社や海外のベンチャーキャピタル・インキュベーターと連携することで、これまでの取り組みを一層拡大していく。