スーパーマーケットチェーンを展開するライフコーポレーションは9月12日、アマゾンジャパンが有料会員向けに展開するスピード配送サービス「Prime Now(プライムナウ)」で生鮮食品などの販売を開始した。ネットスーパー事業の拡充の一環。当初の配送エリアは都内の7区(新宿区、板橋区、練馬区、北区、中野区、杉並区)で、順次拡大していく。
プライムナウでの販売商品は、生鮮品や総菜ななどのほか、プライベートブランド「スマイルライフ」の商品で、合計数千点。受注後に店内のスタッフが商品を選び、アマゾンのプライムナウの配送網により最短2時間以内で届けるという。配送時間は正午から午後10時まで、当時または翌日の2時間単位での指定を可能にしている。
ライフコーポレーションはネットスーパー事業の拡大に注力しており、今春からセイノーホールディングとネットスーパーの宅配業務で連携を開始。今回のアマゾンのプライムナウの活用も配送面の強化で事業の底上げを狙っている。