Mon, November 20, 2017

ジャパネットたかた、TV通販連動アプリを配信――視聴者をテレビ通販からECへ誘導

「テレビ通販で気になった商品、詳しくは通販サイトへ」――。

ジャパネットたかたは12月4日から、オンエア中の同社の通販番組に、スマートフォンのカメラをかざすと当該商品の詳しい情報を掲載した通販サイトの商品ページをスマホ画面に表示するスマートフォン用アプリの配信を開始した。

利用者は同社の通販番組で気になる商品があった場合、簡単にネットで詳細を確認したり、注文できるようになるという。同アプリには「テレビからサイト」への誘導機能だけでなく、カタログやチラシに掲載された商品をスマホで撮影すると、通販サイトの当該商品ページが表示される「紙媒体からサイト」への誘導機能なども付けている。

ジャパネットたかたではテレビやネット、カタログ、チラシなど複数のメディアを活用した通販展開、いわゆるメディアミックス戦略を強化しており、同アプリの配信開始で、メディアミックス戦略を強化し、売り上げ拡大につなげたい考えだ。

テレビ通販商品の詳細はネットで

ジャパネットたかたが配信を開始したスマートフォンおよびタブレット向けのアプリは「ジャパネットアプリ」(iosおよびアンドロイドに対応)。目玉の機能は「テレビにかざして買い物カメラ」と呼ばれるもので同社が運営するCS専門チャンネル「ジャパネットチャンネルDX」で放送中の通販番組(※地上波の通販番組は未対応)を同アプリ起動後にスマホ内蔵のカメラで写すと、瞬時に同社通販サイトに遷移して、当該商品の詳細ページをスマホに表示する。利用者はテレビ通販ではじっくりと確認できない詳しい商品情報を閲覧できたり、そのままネットで当該商品を購入できる。

これは通販番組の映像に人間の目ではわからない信号情報を埋め込み、利用者のスマホなどで受信できる富士通研究所が開発した新たな映像媒介通信技術を活用したものだという。映像に信号情報をリアルタイムに埋め込むことができるため、生放送番組への対応も可能となったようだ。これにより同社では通販番組の視聴者を効果的に通販サイトに誘導し、売り上げの拡大につなげたい考えのようだ。

紙媒体からもネットに誘導

「ジャパネットアプリ」では同機能のほかにも、同社のカタログやチラシなど紙媒体に掲載された商品画像をスマホのカメラで写すと、当該商品の通販サイトの商品ページを表示したり、AR動画が再生される「チラシ・カタログ買い物カメラ」という機能も用意した。また、同社の通販専門チャンネル「ジャパネットチャンネルDX」やインターネット専用番組「WEBスタ!」、電子チラシや電子カタログが閲覧できる機能もある。

ジャパネットたかたが同社公式のスマホアプリの配信を行うのは今回が初めて。これまでも既存アプリを活用する形でAR技術を活用し、カタログにスマホをかざすと動画が閲覧できる試みなど紙媒体とネットを連動させた取り組みなどを行ってきたが、今後は独自開発した「ジャパネットアプリ」の機能を活用して、同社のメディアミックス戦略のさらなる強化を図っていきたい考えのようだ。

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