レナウンは1月31日、リサイクルショップを展開するトレジャー・ファクトリーと提携し、スーツの月額制レンタルサービス「着ルダケ」で廃棄しないビジネスモデルを実現する。
「着ルダケ」はビジネスウエアのレンタルサービスで、衣服をシェアすることに抵抗を感じる男性が多いため、利用者一人ひとりに専用のスーツを提供するほか、半年ごとに商品をクリーニングして衣替え時まで同社が保管する事業モデルだ。
今回、トレジャー・ファクトリーと提携することで、サービス利用期間が終了して会員から返却されたスーツやスラックス、ワイシャツの一部を同社に売却する。売却されたアイテムは同社がリユース品として販売する。リユース業界ではビジネスウエアの流通は多くないが、トレジャー・ファクトリーの販売網を通じて新しい顧客による利用機会を生み、製品の良さを知ってもらうきっかけにもなると判断した。
なお、今回の提携を記念し、「着ルダケ」の会員にトレジャー・ファクトリーが運営する宅配買取サービスを特典付きで提供。「着ルダケ」会員ページのバナーから不用品の買い取り査定を申し込むと、通常査定金額の20%アップでサービスを利用できるという。