アスクルは2月27日から、運営するスタンプ・印刷サービスを展開する通販サイト「パプリ」でオープンIDで会員登録ができるようにした。従来までは利用には会員登録を必須としてきたが、同日からはフェイスブックのユーザーIDやグーグルのアカウントID、ヤフージャパンIDといった利用者がすでに登録済みのオープンIDを使ってログインし、利用可能とした。これに合わせて会員登録をせずに商品購入可能な「ゲスト利用」も開始した。新規会員登録の手間を軽減し、利用促進を図りたい考えのようだ。
「パプリ」はもともと法人向けサービスとして展開してきたが、昨年10月から個人向けでも展開を開始。新設した自社サイト「パプリ本店」とヤフーが運営する仮想モール「PayPayモール」に出店する「ASKULパプリPayPayモール店」で印刷サービスやオーダーメイドの印鑑・スタンプのネット販売を実施している。