アパレル大手のストライプインターナショナルは7月1日、子会社のストライプデパートメントが運営するママのためのECモール「スマービー」を8月7日で一旦終了し、ストライプインターナショナルが運営する主力のECモール「ストライプクラブ」に移管して今秋からは「ストライプクラブキッズ・バイ・スマービー」(画像はイメージ)に刷新すると発表した。
スマービーは2014年に子供服・ベビー服を中心とした同名の通販サイトを開設し、16年にストライプグループ入りした。一方の「ストライプクラブ」は約900万人の会員を抱えており、購入者の約2割が子供服・ベビー服を購入しているものの、取り扱うキッズブランドの少なさが課題だった。
そこで、「スマービー」を顧客層、客単価の親和性が高い「ストライプクラブ」に移管。同ECモールのユーザーにとっては、子供服の取り扱いが現状の5ブランド、約150点の品ぞろえから、約100ブランド、2000点と大幅に増え、家族の買い物をより便利に楽しめるという。また、キッズ領域の対象会員数は「スマービー」の約3倍になるとする。
現状、「スマービー」の取り扱いブランド数は約300だが、「ストライプクラブ」への移管で物流拠点なども変更となる関係で刷新後は約100ブランドでスタートするが、順次、品ぞろえを強化していくという。
なお、「スマービー」ではサイトの移転に伴い、「ストライプクラブ」への会員登録を行うと通常の1カ月間10%オフキャンペーンに加え、スマービー会員限定でさらに10%オフとなるクーポンを発行して継続利用を促している。