ヤフーのフリマアプリ モール購入品を簡単出品

 ヤフーが運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」は8月4日から、仮想モール「ヤフーショッピング」「PayPayモール」で購入した商品を簡単に出品できるようにした。

 両仮想モールで商品を購入後、7日以上、クレジットカードやキャリア決済の場合は61日間が経過した商品について「PayPayフリマ」のアプリの機能「持ち物リスト」に一覧表示。それぞれの商品の横に表示している「出品する」というボタンをユーザーが押すことで出品フォームに遷移して、出品に必要な商品カテゴリの設定や商品説明などの項目が出品フォームに自動反映し、ユーザーが入力しなければいけない項目を減らし、手間を省くもの。

 ヤフーではネット販売において一次流通(新品)と二次流通(中古品)を循環させ、同社グループのEC全体の流通総額を拡大する狙いなどから、3月に「PayPayモール」「ヤフーショッピング」の購入履歴を活用して購入商品の情報など必要事項を自動反映した上で「PayPayフリマ」への出品リンクを表示し、簡単に出品できる試みを開始しているが、今回の取り組みでは「PayPayフリマ」のアプリ内の「持ち物リスト」に購入商品情報が直接、表示されるため、より出品の手間がかからず、簡単に出品できるようになる。なお、7月にはすでにグループのゾゾが運営する通販サイト「ZOZOTOWN」での購入商品で同様の仕組みを導入している。

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