通販・EC 各社に聞く「コロナの影響」は?

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事業への影響、概ねプラスに 今後も事業・市場拡大へ?

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、通販・ネット販売実施企業への影響はどうなのか。現時点までの事業への影響や今後の見通しについて各社に聞いた。

コロナ禍の影響、8割はプラスに

 本誌姉妹紙「週刊通販新聞」は7月、通販実施企業を対象に新型コロナウイルスの感染拡大に伴う事業への影響や今後のコロナの影響などについてアンケート調査を行った。

 その結果、コロナが現時点までに事業に「プラスの影響を与えた」と回答した企業の割合は8割を超えた。新型コロナウイルスの感染防止の観点などから、外出せずに買い物ができる通販の必要性が高まり、各社が恩恵を受けた格好だ。また、今後についても新型コロナウイルスが自社の事業にプラスに働くのでは、との見方が多かった。

 「現時点で新型コロナウイルスが事業にどう影響しているか」を尋ねたところ、「業績アップに」と回答した企業は43%と最も多く、次いで「両方」が38%で、双方を合わせて、プラスの効果があったと回答した企業は81%となった。一方で「業績悪化」は10%、「影響なし」は9%だった。

在宅者が増え通販利用者増

 「業績アップに」と回答した企業の多くはコロナによって購入者および購入回数の増加が寄与したとする。

 「在宅率増加により家の中での暮らしを快適にすることを見直しているためか座椅子などが好調。また、生活に過ごすことへの意識の高まりから洗剤や掃除機などが好調」(エー・ビー・シーメディアコム)、「在宅率が上がり、番組との接点が増えたことがプラスの影響となっている。また、“巣ごもり”により、購買手段としての通販の必要性が高まったのも確か」(ロッピングライフ)、「外出規制により通販を利用するお客様が増加したため」(日本テレビ放送網)、「特に食品通販事業に巣ごもり消費の影響が顕著に表れている」(テレビ東京ダイレクト)、「売り上げが増加。外出自粛により、視聴者が増加したと考えられる」(GSTV)、「外出制限により、在宅率が上がったことでカタログの開封率が上がったと思われる。テレビショッピングの視聴率もあがっているようで以前より反応がよくなっている」(エーエフシー)などテレビ通販を実施している各社では在宅率増によるテレビ視聴率アップでの売り上げ拡大を実感しているようだ。

 また、「ステイホームによってページビューが増えたことなどにより、新規顧客数が計画を越えて推移している」(フェリシモ)、「(通販サイトへの)アクセス増(につながった)」(タンスのゲン)など、やはり巣ごもりで通販サイトへの来訪率が高まったことによる恩恵や「生活雑貨や日用衣料の受注が大幅増加」(ヒラキ)、「食品が好調」(世田谷自然食品)、「巣ごもり需要を受けて4、5月はグルメ、アルコール、家電商材を中心に売り上げを伸ばすことができた」(全日空商事)、「巣ごもり消費により、インテリアやPC周辺機器、空気清浄機の売り上げが伸長した」(MOA)、「新規顧客獲得、休眠顧客の呼び戻しにつながっている」(日本生活協同組合連合会)などの声もあった。

 「両方」とした回答企業では「世の中のECシフトによるプラス影響と営業店休業による店連動売り上げのマイナス影響の両方がある」(丸井グループ)、「業種として中価格から高価格品を扱っているため、閉店や営業自粛による売り上げ減は大きかったが通販事業は利便性や安全性から売り上げを伸ばせた」(田中貴金属ジュエリー)、「店舗は厳しいがEC、コールセンターは伸びている」(はちや)といった有店舗小売も展開する通販実施企業は通販の伸びと店舗の苦戦の両方の影響を感じているようだ。このほか、「家庭菜園の人気の上昇の一方、商品調達の遅れが出ている」(タキイ種苗)、「消費がECへ流れ、売り上げにはプラスに働いたが仕入れのコントロールやリモートワークの構築など新たな課題も出てきた」(マキシム)などの声があった。

 なお、「業績悪化に」との回答では「大きな影響ではないが、定期販売の継続性など既存のお客様にリピートに影響を感じる」(オージオ)、「従業員・取引先の感染防止のため、生放送時間を縮小したことに影響が出ている」(ジュピターショップチャンネル)、「通販は伸びたがデパートなどへの卸が苦戦」(東農園)など。また、「影響ない」との回答では「(コロナの)影響は限定的で業績への影響は軽微」(新日本製薬)などの声があった。

 「業績アップに」と回答した企業の多くはコロナによって購入者および購入回数の増加が寄与したとする。

 「在宅率増加により家の中での暮らしを快適にすることを見直しているためか座椅子などが好調。また、生活に過ごすことへの意識の高まりから洗剤や掃除機などが好調」(エー・ビー・シーメディアコム)、「在宅率が上がり、番組との接点が増えたことがプラスの影響となっている。また、“巣ごもり”により、購買手段としての通販の必要性が高まったのも確か」(ロッピングライフ)、「外出規制により通販を利用するお客様が増加したため」(日本テレビ放送網)、「特に食品通販事業に巣ごもり消費の影響が顕著に表れている」(テレビ東京ダイレクト)、「売り上げが増加。外出自粛により、視聴者が増加したと考えられる」(GSTV)、「外出制限により、在宅率が上がったことでカタログの開封率が上がったと思われる。テレビショッピングの視聴率もあがっているようで以前より反応がよくなっている」(エーエフシー)などテレビ通販を実施している各社では在宅率増によるテレビ視聴率アップでの売り上げ拡大を実感しているようだ。

 また、「ステイホームによってページビューが増えたことなどにより、新規顧客数が計画を越えて推移している」(フェリシモ)、「(通販サイトへの)アクセス増(につながった)」(タンスのゲン)など、やはり巣ごもりで通販サイトへの来訪率が高まったことによる恩恵や「生活雑貨や日用衣料の受注が大幅増加」(ヒラキ)、「食品が好調」(世田谷自然食品)、「巣ごもり需要を受けて4、5月はグルメ、アルコール、家電商材を中心に売り上げを伸ばすことができた」(全日空商事)、「巣ごもり消費により、インテリアやPC周辺機器、空気清浄機の売り上げが伸長した」(MOA)、「新規顧客獲得、休眠顧客の呼び戻しにつながっている」(日本生活協同組合連合会)などの声もあった。

 「両方」とした回答企業では「世の中のECシフトによるプラス影響と営業店休業による店連動売り上げのマイナス影響の両方がある」(丸井グループ)、「業種として中価格から高価格品を扱っているため、閉店や営業自粛による売り上げ減は大きかったが通販事業は利便性や安全性から売り上げを伸ばせた」(田中貴金属ジュエリー)、「店舗は厳しいがEC、コールセンターは伸びている」(はちや)といった有店舗小売も展開する通販実施企業は通販の伸びと店舗の苦戦の両方の影響を感じているようだ。このほか、「家庭菜園の人気の上昇の一方、商品調達の遅れが出ている」(タキイ種苗)、「消費がECへ流れ、売り上げにはプラスに働いたが仕入れのコントロールやリモートワークの構築など新たな課題も出てきた」(マキシム)などの声があった。

 なお、「業績悪化に」との回答では「大きな影響ではないが、定期販売の継続性など既存のお客様にリピートに影響を感じる」(オージオ)、「従業員・取引先の感染防止のため、生放送時間を縮小したことに影響が出ている」(ジュピターショップチャンネル)、「通販は伸びたがデパートなどへの卸が苦戦」(東農園)など。また、「影響ない」との回答では「(コロナの)影響は限定的で業績への影響は軽微」(新日本製薬)などの声があった。

 なお、「業績悪化に」との回答では「大きな影響ではないが、定期販売の継続性など既存のお客様にリピートに影響を感じる」(オージオ)、「従業員・取引先の感染防止のため、生放送時間を縮小したことに影響が出ている」(ジュピターショップチャンネル)、「通販は伸びたがデパートなどへの卸が苦戦」(東農園)など。また、「影響ない」との回答では「(コロナの)影響は限定的で業績への影響は軽微」(新日本製薬)などの声があった。

今後の影響は「両方」が最多

 「コロナが今後の事業に与える影響」についても尋ねた。その結果、「(業績アップと悪化の)両方」が33%と最多で、「業績がアップする」が29%、「業績悪化する」と「影響ない」がそれぞれ9%となった。なお、「現時点では予想がつかない」と回答した企業も20%にのぼった。

 最多となった「両方」の回答は「販売形態(通販、実店舗)によって、商材によっても影響は異なる」(ベルーナ)、「コロナが終息し外出制限がなくなった時に通販に対する需要の増減の予測が難しい」(エーエフシー)、「購入手段としての通販の需要は増すと思うが、一方で景気の影響が懸念される」(ニッピコラーゲン化粧品)、「今まで店舗で購入していた方が通販で買う可能性はコロナ禍で高まる。一方、通販の競合がさらに増える可能性を感じる」(オージオ)などがあった。

追い風続き業績アップへ

 2番目に多かった「業績がアップする」の回答では「第2波、第3波による供給ショックのリスクはあるがそれ以上に需要拡大の恩恵が大きいと見込まれる」(日本生活協同組合連合会)、「新規顧客の定着で全体の売り上げの増加が期待できる」(GSTV)などがあった。

 なお、「業績悪化する」との回答では「今は巣ごもり需要で増加しているがコロナ感染が続けば消費マインドが下がり、消費に影響が出ると思う」(ちゅら花)など、「影響ない」の回答は「一時的な影響が大きいため、今後は通常に戻ると想定。中長期的にみると健康需要の高まりでプラスに働くと想定」(リフレ)、「化粧品市場の中でもスキンケアカテゴリは影響を受けにくいと予想している」(新日本製薬)などがあった。

 また、「下半期のコロナの影響が読めない」(日本テレビ放送網)、「今後もいつ、どこまで感染が拡大するか不明で予想できない」(ディーライズ)、「現時点では推測は難しい状況」(MonotaRO)など今後の影響は予想が難しいとする回答も目立った。

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