ラクーンホールディングス子会社のラクーンコマースは8月20日、運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」について、マガシーク運営のファッション通販サイト「マガシーク」と「dファッション」に出店した。両サイトにひとつのショップとして展開し、スーパーデリバリーの出展企業が扱う商品の中から両サイトのニーズに沿った商品を順次出品する。
ラクーンコマースではこれまでも「アマゾンファッション」への卸販売や、アリババグループが運営する越境通販サイト「天猫国際」への出店など、出展企業に対してスーパーデリバリー内でのBtoBだけでなく、BtoCも含めた幅広い販路を提供しており、今回の「マガシーク」および「dファッション」への出店もこの一環となる。
今回、「スーパーデリバリー」と「マガシーク」および「dファッション」は在庫連携したため、両サイトから受注後、マガシークの倉庫に商品を出荷するだけで、出展企業は追加の作業をすることなく効率的に販路を拡大できるという。
なお、マガシークは今後、「dファッション」において取り扱い商品をファッションカテゴリー以外にも広げていく方向のため、アパレルからインテリアなど幅広い商品がそろう「スーパーデリバリー」の出店がそのニーズに貢献できるとしている。