クックパッドは10月21日、展開する生鮮品EC「クックパッドマート」でドラックストア大手のココカラファインとツルハが運営するドラッグストアで販売する日用品や健康食品、飲料など取り扱いを開始した。
利用者は「クックパッドマート」の専用アプリを介して注文、事前に指定した都内と神奈川県に約200カ所設置している専用宅配ボックス「マートステーション」での受取りのほか、商品のピックアップ拠点となる各店舗の周辺地域(半径3キロメートル内)の顧客には有料で直接配送も行う。なお、ツルハドラッグでは同日から都内3店舗(柿の木坂店、中目黒店、西糀谷店)、ココカラファインは10月22日から都内1店舗(中延店)の周辺での配送に対応する。今後、対応店舗は順次、広げていくとしている。
ココカラファインはこれまでも通販事業者と連携したネット販売サービスを実施。アマゾンの即配サービス「プライムナウ」に出店する形で17年4月から中延店で受注商品をピックアップし周辺エリアの顧客に日用品やサプリメントなどを販売する試みを行ってきたが、アマゾン側の戦略変更により、昨年10月末で「プライムナウ」での販売をやめていた。