オンワード樫山は2月10日、オムニチャネル戦略の強化・推進を目的に、オウンドメディア「オンワード・クローゼット・マグ」を本格スタートした(画像)。
「オンワード・クローゼット・マグ」は、紙媒体とデジタルそれぞれで展開していた情報発信、顧客接点を一元化し、ブランドと商品の情報に加えて新たに多様なコンテンツから”つながり”を生み出していくオウンドメディアという。
コンセプトは「スタイルを持った大人たちへ。”自分らしい”が見つかる」で、”着る”ことで”生きる”を楽しくするコンテンツ作りと、ブランドを横断したスタイル提案やコラボ企画によるアイテム展開など、服を着る楽しさを発信する。
毎月12本程度のコンテンツを目的別に配信する予定で、旬のアイテムを人気モデル着用で見せるコンテンツに、スタッフが連動してアイテムの詳細を発信。SNSとも連動し、顧客がリアルに欲しい情報を届ける。
ブランドピックアップ、トレンド、注目アイテムなどをはじめ、ライフスタイルやグルメなどアパレル以外のコンテンツも配信。グループのファッション通販サイト「オンワード・クローゼット」とグルメ通販サイト「オンワード・マルシェ」への導線も準備して気になる商品を購入できるようにしている。
コンテンツ制作については、女性誌の編集長を歴任した溝手順子さんが参画しており、幅広いカテゴリーで今後のトレンドを発信していく。
なお、コラボ企画の第1弾としては、エディターの高橋志津奈さんと同社ブランドの「23区」によるコラボパンツ企画を展開。2月10日に「オンワード・クローゼット」で販売を始める。