アスクルは運営する日用品通販サイト「LOHACO(ロハコ)」で展開してきた、他の事業者が出店して商品を販売できる仮想モール事業を4月22日で終了する。今後はロハコでは同社による直販商品のみを取り扱う。
同社による直販に加えて、日用品などアスクル自身が得意とする商材以外はそれぞれのジャンルで有力な事業者に出店を促し、効率的に「ロハコ」の売上規模や流通総額を増やす狙いなどから、ロハコでの仮想モール事業「LOHACOマーケットプレイスサービス」は2016年9月からスタート。出店者は広く募るのではなく、同社からの招待制とし、現状、伊勢丹や成城石井など128ストアが出店、約270万点を販売している。
仮想モール事業を終了する理由については明らかにしていない。「LOHACOマーケットプレイスサービス」の終了後も一部の商品についてはアスクルによる仕入れ販売という形で販売を継続するという。