ミューゼオは9月21日、同社が提供する「Muuseo(ミューゼオ)」など6つのサービスを文化、アート、趣味分野の学習・体験プラットフォームとして統合する目的でリニューアルした(画像)。
同社によると、コロナ禍でさまざまな分野でデジタルシフトが進み、今後は文化やアート、趣味の領域でもこれまで以上にデジタル化が進むと予想される。また、科学と技術、工学、芸術、数学を統合的に学習するSTEAM教育や、政府が提唱する未来社会のコンセプト”ソサイエティ5・0”のように社会が成熟化する中で感性や教養の大切さが見直される機運が高まっているという。
ミューゼオでは好奇心を表現し、好奇心に出会うことのふたつに焦点を当ててサービス開発を行ってきたがこれらを統合し、学習・体験プラットフォームとして強化することが刷新の狙いだ。
同社は人々のコレクションを通して好奇心や感性を表現する投稿・交流サービス「ミューゼオ」を中心にオンラインジャーナル、オンラインライブ、ハイエンド品の受注生産ECなどを同一のユーザーデータベースを持ち、相互に関連性の深いサービスを展開してきた。
今回のリニューアルでは、サービス利用のための共通タイムラインや検索システムを統合、新規開発し、全サービスをシームレスにまたいだ体験が可能になる。また、今後強化するレコメンド機能などでも「学び」と「新しい体験への扉」としていけるような基盤とした。
なお、リニューアルに伴って「ミューゼオ」のサービス名で展開していたコレクション投稿・交流サービスは「ミューゼオクラウドミュージアム」に変更した。