アマゾンジャパンは１０月６日、仮想モール事業「アマゾンマーケットプレイス」で商品を出品・販売している優れた販売事業者を表彰する「Ａｍａｚｏｎ.ｃｏ.ｊｐ出品者アワード２０２１」の受賞事業者を発表した。過去１年以内にアマゾンで商品の出品・販売を開始し、売り上げのほか、品ぞろえや顧客満足度などの指標が高かった事業者に贈る「ＤａｙＯｎｅ賞」にはビジネスシャツ販売のメーカーズシャツ鎌倉のほか、オゾン空気清浄機などを販売するＫｉｒａｌａ、土産菓子販売のシュクレイ、アウトドアブランド「ＴｏｋｙｏＣａｍｐ」を販売するＤＲｉｖｅの４社が受賞した。
「Ａｍａｚｏｎ.ｃｏ.ｊｐ出品者アワード」は「アマゾンマーケットプレイス」の出品事業者の中から、売り上げや顧客満足度などの指標をもとに優秀な販売事業者を選出する。出品事業者のモチベーションを高めるなどの目的で２０１５年に「Ａｍａｚｏｎマケプレアワード」という名称で開始した表彰制度となる。
今回のアワードでは「ＤａｙＯｎｅ賞」のほか、アマゾンを通じて地場に根づいた魅力ある商品を販売する中小規模事業者に贈る「ご当地の魅力発信賞」、同社の物流代行サービスである「フルフィルメント・バイ・アマゾン（ＦＢＡ）」を活用して事業を急成長させた事業者に贈る「ＦＢＡ賞」、日本から米国など海外のアマゾンの「マーケットプレイス」に出品して越境ＥＣを展開する優秀な事業者に贈る「海外販売賞」、事業主向けＥＣサービス「Ａｍａｚｏｎビジネス」で商品を販売し、事業を拡大させている事業者に贈る「Ｂ２Ｂ賞」、顧客ニーズに合わせた革新的な商品を企画・開発してアマゾンを通じ、自社ブランドの強化と売り上げ増加を実現している事業者に贈る「イノベーティブブランド賞」をそれぞれ選出し、合計２２社を表彰した。
なお、「ご当地の魅力発信賞」では北海道の土産物を販売する丸市岡田商店、ワインを販売するコモンセンス、紀州漆器製品を販売する山家漆器店、米を販売する野沢農産生産組合、おつまみや珍味を販売する小島食品工業、「ＦＢＡ賞」は衣料品販売の新陽トレーディング、プロテインを販売するＵｌｔｉｍａｔｅ Ｌｉｆｅ、ジュエリー販売の匠の技、「海外販売賞」は男性向け化粧品販売のバルクオム、手帳を販売するほぼ日、帽子販売のマーシュ、「Ｂ２Ｂ賞」はオフィス家具販売のオフィスコム、理化学機器販売の越路商会、ＰＣモニター販売のＪＡＰＡＮＮＥＸＴ、「イノベーティブブランド賞」はＰＣ関連製品やハードウェアなどを販売するアンカー・ジャパン、寝具販売のＫＵＲＵＫＵＲＵ、ポータブル電源バッテリーなどを販売するＪａｃｋｅｒｙＪａｐａｎ、衣料品販売のＴＳＩが各賞を受賞している。