小田急SCディベロップメントは10月8日、運営する商業施設「新宿ミロード」の1~2階に、広告代理店ケシオンによるOMO型店舗「one×one(ワンバイワン)」をオープンした。
当該店は「ECで販売されている商品の実物を見たい」「買う前に試してみたい」という消費者と「ECだけでは伝わりきらない商品のこだわりを見てほしい」という作り手やメーカーの思いをつなぐ店舗として始動する。
消費者は、「ワンバイワン」の出店者が今一番推している商品やインフルエンサーのプライベートブランド、スタートアップ企業が開発した新商品などを実際に手に取って試せるほか、「ワンバイワン」のオンラインストアやライブコマースを通じて商品情報を得たり、購入できる。
「ワンバイワン」では第1弾としてアシックスから誕生したライフスタイルブランド「ウノハ」をはじめコスメや雑貨、食品など15ブランドを取り扱う。
なお、出店者は月額料金だけで店内の展示棚を利用でき、商品を納品するだけで接客や販売はケシオンのスタッフが担うほか、AIカメラによる来店客の属性や滞留時間などの行動データや店頭スタッフからのフィードバックも得られる。また、出店者は実店舗に常設されたライブコマースの設備と専用オンラインストア上の配信プラットフォームを利用できるという。