ANAホールディングスが出資するACDはこのほど、ANAグループで地域創生事業などを行うANAあきんどと連携してACDが運営する中国向け越境ECサイトの「全日空海淘」内に沖縄県産品を集めたページを開設した。
全日空海淘は、日本から中国の保税区を経由せずに配送する直送モデルを採用しており、独自の物流スキームにより中国越境EC減税が適用されているもの。現在は、日本国内メーカー約800社の製品を出品している。
今回の取り組みでは、中国現地の消費者に沖縄の観光情報に接してもらい、沖縄産品を購入してもらうことで、コロナ禍で渡航が難しい中でも購買体験を通じた関係人口の拡大を目指している。
参加予定の事業者は、酒類が多幸、南都、食品が名護パイン園、宮古島漁業協同組合、工芸品が石垣焼窯元、化粧品がうるばな宮古などとなっている。
なお、同ページへは昨年9月に開設した中国SNSの「WeChat(ウィーチャット)」内の沖縄県公式ミニプログラムから遷移することができる。