仮想モールの「Qoo10」を運営するイーベイジャパンは6月4日の「虫(ムシ)の日」を前に昆虫食商品の訴求を強化している。
同社によると、古くから地方の伝統食として食べられてきた「昆虫食」は、2013年に国連食糧農業機関が食糧問題を解決する手段として推奨する報告書を発表して以来、注目されているという。高たんぱくで栄養価に優れ、生産に関わる環境負荷が少なく、生産設備も簡易で済むなど、メリットの多い昆虫食は、様々な企業で生産が進められているとしている。
同モールでも以前より、コオロギをはじめ、バッタ、タランチュラ、タガメといった昆虫食を販売。主な商品では老舗醸造所の「マルマタしょう油」が手がける「熟成こおろぎ醤油」や、コオロギパウダーなどを配合した「クリケットプロテイン」、たこやきミックスとコオロギパウダーがセットになった「未来コオロギラボ コオロギたこやき作りキット(昆虫食自作キット)」などがある。