ライフスタイル雑貨などのECモールを運営するノース・モールは7月11日、タッグが制作する、バーチャル空間で買い物ができるプラットフォーム「TUG MALL(タッグモール)」に出店した。
「タッグモール」内の4つのゾーンのうち、北側の区画すべてを「ノースモール」専用ゾーンとしてオープン。トライアル版のスタート当初は街歩きをしながらショッピングが楽しめるショーウインドウを中心に約30店舗を出店するが、ゆくゆくは実店舗の写真をもとに、ストリートビューのようにタップやクリックで自由に移動できる”バーチャル・ウォークスルー”体験ができるバーチャルショップを展開していく。
ノース・モールでは「タッグモール」の出店に合わせて同社専用エリアへの出店テナントの募集を開始する。出店企業の実店舗を30分程度撮影するだけで、バーチャルショップを構築(画像)。商品画像や説明文が並ぶだけのECではなく、店舗ならではの手法で商品を魅力的に見せてユーザーに気づきを与えるという。同社専用ゾーンへの出店料は無料で、販売手数料を徴収する形となる。
同社では、単にモノを売るオンラインショップのあり方を見直し、”つながりを提供する”エンターテイメント型のECモールを目指すという。