越境EC関連事業を行うBEENOS(=ビーノス)はこのほど、メルカリ(同港区)が手がけるフリマアプリの「メルカリ」と「US版メルカリ」との連携のサポートを開始した。
ビーノスでは2019年にメルカリとの連携を開始しており、日本発のリユース商材を100以上の国・地域に向けて販売。海外マーケットプレイスへの連携支援も行っている。
今回の連携では、US版メルカリの利用者が購入した日本のメルカリの商品の購入手続き、海外発送、カスタマーサポート対応をビーノスグループが実施。
アメリカへの販売に当たり、日本のメルカリ利用者は特別な手続きや対応は必要なく、購入された商品を指定の国内倉庫に送るだけでアメリカへの販売が可能となる。ビーノスの国内倉庫で検品や梱包を行い、US版メルカリの購入者に発送する仕組み。
ビーノスによると、アメリカのリセール市場は30年までに3539億ドルに到達すると予想されているという。リセール品への親和性や購入意欲の高いアメリカの利用者との接点の拡大により、メルカリの国内出品者の販売機会を拡大。おもちゃ・ホビー・グッズやファッションカテゴリーを中心に需要を見込んでいる。