スウェーデンのインテリア販売企業のイケアグループの日本法人であるイケア・ジャパンは8月2日、イケアの実店舗や通販サイトで購入した商品を直接受け取ることができる「商品受け取りセンター」を静岡市駿河区に開設した。合わせてJR静岡駅の商業施設に期間限定店舗も開設している。
同センターは札幌市(2019年3月開設)、岡山市(20年9月開設)、高松市(22年2月開設)、広島市(同4月開設)に続く、5カ所目の施設。受け取り可能時間は午前9時~午後4時(昼休みを除く)で、平日と土曜日の稼働。申し込む際に、指定した日時に商品を引き取りにいく形。利用料金は総商品重量上限300キログラムまでで一律5300円。
同センターでは商品の販売は行っておらず、アウトレット商品・植物・食品などは同サービスの対象外となる。また、商品の出荷はすべて「IKEA港北」(横浜市)から実施するため、同店舗に在庫がない商品についてはサービスの利用ができない。
同社によると、近年は静岡県在住のイケア利用者が多くなっており、今回のセンター開設により、通常の静岡市内への大型家具配送料金の1万4300円~よりも手ごろな価格で、商品が手に入るようになるとしている。
なお、今回のセンター開設を記念して、JR静岡駅ビル「パルシェ」に「IKEAポップアップストアin静岡」を8月5日から9月4日までの期間限定で開設する。ソフトトイやフリーザーバッグ、スウェーデンフードなど100点以上の商品を取り扱っている。
来場者特典として、通販や実店舗で使える割引クーポンも配布するほか、フォトイベントを展開。アンケート回答者を対象にイケアのサステナビリティに関する取り組みをまとめた「サステナブルな本」も配布する。