ケーキ・スイーツ専門の通販サイトを運営するＣａｋｅ.ｊｐ（ケーキジェーピー）は３月８日、オンライン催事「アタラシイケーキ発見プロジェクト」を、応援購入サービス「Ｍａｋｕａｋｅ（マクアケ）」で開始した。
同催事には「ケーキジェーピー」に出店している９つの洋菓子店が参画。「地元で愛されているのに全国での認知度が高くない」「食べ方のアレンジが難しい」といったご当地食材を使い、洋菓子店のパティシエがケーキ・スイーツの常識にとらわれないユニークな見た目や食感のスイーツを作り、より多くの生活者に広がっていくことを目指す。
「マクアケ」内には同オンライン催事の特設ページを開設し、同プロジェクトのために開発されたさまざまな新商品が登場。例えば、愛知県愛西市のレンコンを使用した、お酒にも合う新感覚のレンコンチーズテリーヌや、熊本県山鹿市のあんぽ柿を使用した、クリーミーチーズケーキ＆バターサンドなど、ご当地食材を生かしたこれまでにないスイーツが並ぶ。
特設ページでは、作りのこだわりや開発背景などをたっぷりと紹介し、さまざまなストーリーに触れながら買い物を楽しめる。
「ケーキジェーピー」のトップバナーにマクアケでの催事を表示して「マクアケ」サイトに送客する。
マクアケによると、「マクアケ」サイト内でもスイーツは人気ジャンルのひとつで、「ケーキジェーピー」とのプロジェクトは今回が３回目となるが、一度に複数プロジェクトを展開するのは初めて。
また、マクアケはコロナ禍で全国各地の生産者や事業者が生み出す新商品を社会に広げる支援をすべく、百貨店などが中心となって取引先の新商品プロジェクトを取りまとめ、「マクアケ」に特設ページとして掲載する「オンライン催事」機能を２０２１年１月に提供を開始。オンラインプラットフォーマーと連携したオンライン催事の開催も初めてという。
オンライン催事に参画する、東京・高田馬場に店舗を構える「リスカフェ」は、冷凍でもパリパリ、サクサクのパイ生地が特徴のフローズンミルフィーユが「ケーキジェーピー」でも人気だ。
今年１月にミルフィーユの上にイチゴ大福を乗せた商品を開発したが、これを全国に届けられるように工夫。イチゴ大福の中にミルフィーユを閉じ込めた「大福ミルフィーユ」などをオンライン催事で展開する（画像はプロジェクトページ）。
当該商品は解凍具合で食感の変化が楽しめるのも魅力で、冷蔵庫で１時間半程度解凍した状態では、アイスのような感覚で食べられ、２～３時間かけて全解凍すると、大福のモチモチ感と、パイ生地のサクサク感を同時に味わうことができるという。
なお、「ケーキジェーピー」による今回のプロジェクトは４月２９日まで開催している。