マイクロアドが豊岡市のライブコマース支援、地方特産品を販売して成果

 データプラットフォーム事業を手がけるマイクロアドは9月23~24日の2日間、「TikTok Shop」の運営支援を手がける関連会社のIZULCA(イヅルカ)を通じ、兵庫県豊岡市および但馬米穀と共同で地方特産品のライブコマースを実施し、計6時間の配信で400万円超を売り上げた。

 豊岡市は、行政と民間が連携して新たな価値を創造する「官民共創提案制度」に基づき、「TikTok Shop」のライブコマースを通じた地方特産品のPRと地域活性化を目的としたプロジェクトを地元の総合商社である但馬米穀とともに提案して実現。公募によって選定された7事業者が販売する但馬米や但馬牛、かばん、かりんとう、アーモンドバター、水産物などを紹介した(画像)。

 当日は豊岡市の門間雄司市長がライブ配信に出演して信頼性を高めたほか、地元の人気クリエイターの参加や「TikTok Shop」専門アカウントでの事前PR動画の配信効果などもあって、但馬米穀が出品した「但馬米」が完売するなど成果を得られたという。

 ライブコマースを実施した2日間合計6時間の売上高は400万円超で、リーチ数は延べ約394万人、視聴者数が延べ約9万3000人、注文件数は1000件超、事前告知動画の総再生回数は約152万回となった。

 門間市長は今回のライブコマースについて、「市の特産品の販路拡大の可能性を探るとともに、特産品の魅力が市内外に伝わり、TikTokのメインユーザーである若者世代を中心に豊岡を誇りに感じる機会となることを期待した」とする。

 また、ライブコマースに参加した長谷川豆腐店は「視聴者からのコメントにその場で答えながら商品を紹介するというリアルタイムの魅力を実感した。販売商品だけでなく、店舗や他商品の魅力も伝えられたことで、売り上げを超える新たな顧客認知を獲得できた」という。

 なお、イヅルカは中国版TikTok ShopなどのECプラットフォーム運営代行を手がけるPinspace(ピンスペース)グループとマイクロアドの合弁会社で、今回、「TikTok Shop」のアカウント開設や企画立案、ライブ配信の実行までを一貫して実施。今後も、全国の自治体と連携して地域特産品に特化した「TikTok Shop」でのライブコマース事業を展開することで、地方創生と地域経済の活性化に貢献していく考え。

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