日本航空（＝ＪＡＬ）は２月下旬より、環境に配慮した対象サービスや商品への購入に対して、「グリーンライフマイル」を進呈する取り組みを開始した。
同社ではＥＳＧ戦略のもと「ＪＡＬマイルライフ構想」において、航空以外の日常での利用や環境に配慮した活動などでポイントを獲得できる新マイレージプログラムの導入を展開。その一環として、環境省による「食とくらしの『グリーンライフ・ポイント』推進事業」に応募し、航空会社として初めて１月２６日に事業実施団体に採択された。
今回の取り組みでは、搭乗の航空機が排出するＣＯ２をオフセットできる「ＪＡＬカーボンオフセット」に申し込むか、マイルと商品が交換できるサイトの「ＪＡＬ とっておきの逸品」で、環境に配慮したリサイクル素材（再生ポリエステルまたは再生バイオプラスチック）を使用している商品を購入した場合、グリーンライフマイルを発
行して進呈する。同マイルは、通常のマイルと同様に特典航空券や各種ポイントへの交換などができるもの。
交換サイトでの主な商品例としては、再生ポリエステル製の「ＪＡＬとっておきのエコバッグ グレー（大小２個セット）」や、バイオプラスチック製の「ＨＩＮＺＡマルチバッグＬ ２Ｐセット（レモン＆オリーブ）」などがある。
利用促進に向けて、３月３１日までキャンペーンを実施。対象期間中に専用サイトでエントリーした会員に同マイルを進呈。１回のキャンペーンごとに総額１００万マイルを元に山分けするため、進呈マイル数は応募者数に応じて変動する。