ジャパネットホールディングス 定年後再雇用制度を刷新

 ジャパネットホールディングスは4月から、社員を定年後に再雇用する際、週休を段階的に増やしながら急な収入源にならないような給与設計とする取り組み「セカンドライフサポート制度」を開始した。
 同社では定年を60歳としており、これまでも希望者には嘱託社員として再雇用を行ってきたが、「(再雇用した従業員に)仕事以外の時間を充実させ、ゆるやかに次のステップに進んで欲しい」(永溪幸子執行役員)として、4月からは60歳から65歳までは週休3日としつつ、給与は正社員の90%、65歳から70歳までは週休4日、給与は正社員の70%とする労働・給与設計とした。例えば、60~65歳までは定年前と比較して勤務日数は8割程度となるが、給与・手当は平均支給額の9割を担保する設計となる。テスト導入を行ったところ、従業員の反応などを含めて手ごたえを得たため、同制度の本格導入に踏み切ることにしたという。
 同制度で優秀な人材の確保と定年後に社員がゆとりを持って人生設計ができるように支援していきたい考えだ。

NO IMAGE

国内唯一の月刊専門誌 月刊ネット販売

「月刊ネット販売」は、インターネットを介した通信販売、いわゆる「ネット販売」を行うすべての事業者に向けた「インターネット時代のダイレクトマーケター」に贈る国内唯一の月刊専門誌です。ネット販売業界・市場の健全発展推進を編集ポリシーとし、ネット販売市場の最新ニュース、ネット販売実施企業の最新動向、キーマンへのインタビュー、ネット販売ビジネスの成功事例などを詳しくお伝え致します。

CTR IMG